昔からある 景色の様に気付けばそこにある ひっそりとしたお店。
控えめなお店の佇まいや 丁寧につくられたお菓子はしみじみと美味しい。
好きなお店は 宣伝とかせず 流行にも乗らないので どんどん消えてなくなる。
消えゆくお店は世田谷の香風さん。
何故かごま油の香りのするカステラ。
消えてしまう前に 最期に食べる事が出来て ありがたくって本当に嬉しい。
いただきます。こんなに美味しいのにね・・・・。
新しいお店は 京都のポルトガル菓子屋「パウロ」さん。
カステラ好きなので,ポルトガルでお店をやってらした時からずっと気になっていて。
ポルトガルから京都にお引っ越しは嬉しい。
箱も イラストも 今風で可愛らしい。
名前はカステラ・・・じゃ無くって パォンデロー。
むしゃむしゃむしゃ。
今までカステラはそのまま食べていたけれど・・・
先日南仏で作った糖度を押さえた酸味のあるジャムと。
ぱくぱくぱく
お菓子には 全部可愛らしい19世紀の布を 色で合わせてみましたが
ワインとチーズの様にテロワールで合わせたり 年代で合わせたり
意匠で合わせたりと・・・色々考えるだけで楽しかったです。
カステラ好きは お家にカステラが有るだけで幸せでした。
ごちそう様でした。