はじめて買ったフランス古布の本は リヨン博物館で買った古布の辞書。
あまりに重くて アヴィニョンに持って帰るだけで 疲れた きゅうりの様に
へなへなになってしまいましたが 後で じわじわ 利いてくる良い本でした。
19世紀のノルマンディで作られた インディゴのトワル ア マトラのパッチ布。
布が貴重だったこの時代。
どんなに小さなハギレになっても こうして ちくちく繋ぎあわせて 使っていたと思うと
きゅんと愛おしい。
こうしたマトラ布地のパッチは,今でもフランスのあちこちで作られていて
ものを大切にするフランス人らしい伝統的なパッチのひとつになっています。
南仏で出逢った マトラ布地の大判パッチ。
色目使い 柄合わせがポイントなのだと思います。
よく見ると・・・・
ストライプ×お花になっている
くるりん
大雑把な縫いが 好き(ハート)
ちょっくら ブルジョワ階級から頼まれたので
シルクの美しい布を使って こんなん作っちゃいましたの巻
こういう貴族の おほほほほっ という笑い声が聞こえてくる様なパッチは
ハギレでは無く 美しい布をカットして作っているのですね
レースで繋げている 19世紀リヨンでつくられたシルクのパッチです。
個人的には ものがたりの様な古手のGARANCEのジュイ×
天然インディゴのパッチを作ってみたいです。不器用なので 来世で・・・・^^;
おうちで使っていない
小さなトワルアマトラや 汚れたり破れたりしていつ布があったなら・・・
こういう大判の布を作ってみるのも楽しいと思います。