2つ譲って頂いて もうひとつ売れてしまったのだけれど・・・。
あまりに素敵だったので ちゃんと説明しなくっちゃ。
私ったら 自称切れ者なのに 仕事は長生きの亀さんの様なのよね ^^;;; へへへのへ
このクッション。
異なる3枚の古手の布でパッチされているのですが
その塩梅が実に良いのです。
中央は神話モチーフのトワル・ド・ジュイ。
女の子の泣いている様子が愛らしい。
その周囲を フランス更紗でパッチ。
この更紗は いわゆるアンディエンヌ(インド更紗)の流れを汲むもので
その特徴のひとつの色重ねが美しい。
くるりん。
えーーーーん。号泣
美し過ぎるジュイ更紗が。
ジュイ更紗と アンディエンヌの更紗の違いは その文様と染色ですが
異なる2つの古手の更紗が裏表で,しかも裏にジュイ更紗っていうのが
恥ずかしがり屋のステーキの様で 好感が持てる。
全て18世紀後期~19世紀初頭のコットン布。
飽きの来ない素敵なピアノソナタを聞いている様な・・・・
柔らかで静かな旋律が聞こえて来るような・・・
フランス古布の旅は ずっと続く。