マルセイユは いつも飛行機のトランジットで立ち寄るだけなのですが
知人曰く 小舟で少し沖に出ると
ダイビングスポットが有るそうで とても素敵な魚がたくさん見られるのだそうです。
昔の本を読んでいると 決まって船でマルセイユに入る行が出てくる。
地中海の匂いと 北アフリカの人々と フランスの香りが混じり合った独特の空気感。
行きたい場所はたくさん有るのだけれど・・・・
駅と空港の往復だけで ほとんど どこも行った事がない。
海と空は青くて こんなに素敵なのに。
唯一 行ったのが「Four des Navettes」。
1791年創業の マルセイユで最も古いパン屋さん。
ナヴェットといわれる オレンジの花の水で香りを付けた小舟という意味の南仏菓子が
当時と同じ製法で作られているというので それは行かなくっちゃっ(握り拳)
せっかくなので海の日の数週間前に訪問。
アンティークな店内。
ありがたやと 拝みながら 頂きます
くるりん ぱ
創業当時と変わらない 製法とお味は・・・
ただただありがたくって でも固くって 口の中の水分が急速に失われて ボソボソになる。
ナヴェットさまの美味しさを求めるというよりは 伝統を頂く という感覚でしょうか。
ごちそう様でした。
空港で食べる パンも1個買っちゃおうっと。
庶民の味方 ヨーロッパの格安航空会社のターミナルへ。
いやん~~誰もいない。
いつか 人がいっぱいいるターミナルのちゃんとした飛行機に乗れるようになるのでしょうか。