ものがたりの様な・・・
お城の中に迷い込んだ様な・・・
トワル・ド・ジュイの世界に佇んでいる様な・・・
そんな美しい靴に出逢いました。
フラットシューズの先がとがっていて
裏打ちが皮で
豪華な金のスパンコールの手刺繍で。
時代をよく反映している19世紀初頭頃の200年前の靴。
同時代の GARANCEが美しい
シルクスカーフに合わせたら ぴったり。
もう馬車にのってお城の晩餐会に行くしかないですね。
履いちゃおっかな。
うふふ。なんと ぴったりだったのです。
私のサイズは日本人女性にしては小さくて21・5~22㎝。
この時代のフランス人の足はとても小さかったのですね。
アンティークを選ぶ時に大事にしているのは・・・。
日本で流行しているとか、売れるとか そういう事では
無くって。
ものがたりが感じられて 当時の情景が思い浮かぶ様な
そんな わくわくする心持になれるものをいつも探して
いる気がします。
だから へんなもの 多し。
片方だけのシンデレラの靴だしね。