あんまり良かったので・・・
すべり台から飛び降りる気で買っちゃいました。
1780~1820年頃のトワル・ド・ナント。
ナントは ジュイ柄の意匠の中でも飛び切り素敵なものが
多くて。
それは当時のデザイナーの数が極端に少なく(数人)
綿の室内装飾布のモチーフが神話やものがたりの様に
ストーリー性のあるものもあり 当時オベルカンフの
3倍以上の銅板モチーフがあったからだといわれています。
こちらは結婚式のモチーフで・・・。
様々なマリアージュの場面が描かれていて。
GARANCEの赤も素敵に残っていて。
眺めていると なんとも幸せな心持になるのです
ダメージが無いのも素晴らしいと思いました。
くるりん。
決め手は裏の手で。
もう我慢できず「これ 頂くわ~」と叫んでいました(小声で)。
キルトの裏布の18世紀布はパッチになっていて。
バタン(倒れる)
こんなに良い状態で残っていたのは
お城からの出物で 保存状態が極めて良かったのだと思います。
多分ここ100年くらいは使っていないのではないかしらん。
表面のトワル・ド・ナント布はほとんどダメージがなくって
裏のインディゴ布etcは朽ちかけていて・・・。
そのコントラストが素敵で。
実は・・・・とんでも無く大判キルトで
これが4分の1~5分の1の面なのです。
重いよーーーー(ぜ~ぜ~ 肩こりこり)
幸せのキルトは・・・
丁寧に解いて 何枚かのキルトにするつもりです。
そうすると可愛い価格にすること 出来るのでね。
雪の舞い散る冬の寒い日の午後に・・・。
ナントの中でも間違いなく名品だと思います。
数人のデザイナーの中で 誰かな?誰かな?と考えるのも楽しい。
いいなって思えば 本当はそんなことどうでもいいのですけれどね ^^