アヴィニョンは その昔ファーブルが
暮らしてたいたことがある街で・・・・
ファーブルの名前の付いた通りや
住んでいた家が残っているので
いまさらながら ファーブル昆虫記を読むようになって
アリザリンについて 考えるようになりました。
ある日曜日の気持ちの良い午後、
友人の家でデジュネを ごちそうになって
暖炉脇で いつものように ぽけーと昼寝をしていたら・・・
ふと 日本語の絵本が本棚にあるのが見えました
大好きな熊田千佳慕先生の「ファーブル昆虫記の虫たち」。
友だちというのは不思議だなあと思います。
わたしも同じ本を持っていて。
友人はフランス人で日本語は読めないのに
絵が好きで買ったそうなのです。
くまちか先生好きなので 嬉しい 嬉しい ^^
くまちか先生の絵本は 最初は図書館で借りていたのですが
手元に置いておきたくなって
1冊 また1冊と買い足していて 今はちょっと高価な図鑑で悩み中。
「虫や花たちは今日を悔やんだり、明日を思い悩んだりせず、
今この瞬間だけを懸命に生きています。
その生涯を精一杯まっとうしようと、最後まで命を燃やし続けるのです。
そのことに気がついたら、花や葉が枯れ落ちて土に還っていく姿まで
美しいと感じるようになりました。」
やさしさが ぱんぱんに詰まった絵なのです
ちょうど絵本を読んだばかりのときに出逢った
18世紀初頭頃の鏡は・・・
蜂や蝶の愛らしい意匠が手描きで施されていて。
フォルムが この時代のムッシューの流行した髪型なのが
くすくす。
300年まえの木は クルーゼのお鍋以上に
重いので 持ち運びにはふはふと息が切れる。
裏の木は後付けかしら。
それでも18世紀後期とか19世紀初頭。
無名の職人さんの しっかりした手仕事の鏡。
これもフランス民藝というのでしょうか。