自分用にどうしても欲しくて。
今回蚤の市で一番頑張って探したのは この胡桃割り器。
「マッチいりませんか?」ではなく
蚤の市に着くなり
怪しい古道具屋さんを探しては「胡桃割り器 ありませんか?」と
新米の刑事ごとく 聞き込みをした。
昔の胡桃割り器は 色々なフォルム 知らないフォルムがあり
自分では探しきれないので とにかく売主に聞いたのだ。
間違って 何度 箱からペンチを掘り出したかわからない。
それで やっと出逢えたのが この寂びた胡桃割り器。
案外 使いやすい。
感涙。
とにかく せっぱつまっていたのだ。
大好物のグルノーブルの殻付き胡桃を うっかり山ほど買ってしまい
でも胡桃割り器を持っていないことに気づき。
どうしても食べたくなると 足で踏んづけてみたり
お尻で踏んづけてみたり。
でも こっぱみじん ぼろぼろになって。
こんなにリスさんになりたいと思ったことはありませんでした。
日本では フランスの殻付きの胡桃は輸入が禁止されているので
現地で食べたいものの一つは「殻付き胡桃」なのだ。
割りたては メープルシロップの様にコクがあり
森のはちみつの様な 甘味があり
カリカリと素敵な音がして。
バゲットと一緒に食べると極上くるみパンに。
クロワッサンに板チョコと割りたての胡桃を挟むと素敵なおやつに。
ブルーチーズに 同じくグルノーブルで採れたアカシアのはちみつと
割りたての胡桃は神さまの贈り物だと思っている。
1キロ 7.5ユーロで こんなにずっと幸せになれる食べ物って
他にない。
半年は変わらず美味しく食べられるしね(胡桃売りのおじちゃん調べ)
胡桃割り器自慢はどこまでも続くのだ。
あ・・・白キルト勉強会 忘れちゃいました ^^