コートダジュールの隅っこ。
小さな道をくねくねと走ってやっとたどり着く山の中のパン屋さん。
日曜日にはモナコやイタリアからもパン好きさんがバゲットを買いに行くという。
3000人程の小さな村でバゲッドは1日1000本売れるそう。
それはぜひぜひ行かなくっちゃ
黄色いサンシェードが目印。
パン屋さんの店内はぎゅうぎゅう。マダムと自動支払機が接客 ^^
階段を降りて1階が工房。
くすくす。けらけら。オーナーさんと職人さんはジョークばかり。
パン作りの事や,材料の事など丁寧に教えてくださる。
以前は石窯で焼いていたけれど今はとても追いつかないとの事。
バゲッドを焼く温度は260℃。
きゅん。
笑ってばかりの・・・冗談ばかりの・・・優しくて温かな人達の居る工房の帰りの寄り道は・・・。
小麦の香りのするバゲッドと黒オリーブのフガスを我慢出来ずにパン屋さんの前の
土手に座って食べる事だった。
飛び切りだったフガスは,フォルムがフガスで生地はバゲッド。くすくす ^^
こういうアバウトな感覚は自分にとても合っていて。
こんな美味しいフガスが食べられるなら,何度でも訪れて何度でもこのフガスを買って
食べたいと思った2014年7月のある晴れた日曜日。
本当に美味しいパン屋さんでした。ごちそう様でした。