19世紀 NOYER(胡桃の木)の天使。
須賀さんの「ヴェネツィアの宿」を前日読みながら
須賀さんの本の表紙の木彫りの像は どの本のものも とても好みで
こんな素敵な木彫りの像が欲しいなあと思っていた時に 出逢った木彫り像。
ジュラの山間部で 19世紀に作られた天使は
フランスというよりも 菩薩にも似た 柔らかな表情で どこかほっとする感覚。
材質は グルノーブル・もしくはグルノーブル近郊の 胡桃の木。
こういう 古手の職人さんの手作りの作品は
いいなあと思ったら 同じモノはもう二度と出逢えないので
予算さえ許せば 自分のものにしても良いので買うようにしている。
ああ やっぱり いいなあ・・・
美しいだけの天使も昔は買っていたのですが
年齢と共に こうした安らげる癒しの天使が好みになりました。
シャンベリーに住むアンティーク商の知人から譲っていただいたのですが
グルノーブルとシャンベリーは近いのですね。
グルノーブルの胡桃の木はAOCで フランスでも最高品質で 私も好き好き。
でも アルプスの冬は雪深く 冬の産業があまり無い為に
昔からこうした手仕事のものが たくさん作られたとの事。
チーズの中ではコンテが一番好きだし ナッツでは胡桃が大好き。
ジュラのワインも好みで
移動ハチミツ屋さん曰く「アカシアのハチミツはフランスではグルノーブル産が
なんてったって一番」
美味しいものの宝庫なんですよね。
きゃっ また アンティークの説明よりも 食べ物の話が長くなりましたm ^^;