ごわごわ の ごはごは の ざらざらの
くしゅくしゅが好き。
リネンを選ぶ時 まだ農薬が無い大地が元気だった頃の
オーガニックのものを選んでいるのですが
貧しい暮らしの中で 農婦が家族の為に一生懸命
手紡ぎ手織りで作った跡の見られるリネンに特に惹かれるので
随所にこういう異なる色の糸が混ざった
使える糸をかき集めてやっと1枚の布を織り上げた・・・
そういう布がしみじみいいなあと。
光に翳して縦糸と横糸の具合を見るのも好き好き。
このリネンは マリアージュのリネンクロスで
モノグラム刺繍が真ん中に施されているのですが
でもやっぱりごわごわのざらざらで。
貧しさの中でがやっと1枚の布を織りあげて娘の
お嫁さん道具にした・・・そんなものがたりが思い浮かんできて
使うときに静かで温かな心持になれるのです。