売れるものじゃなくっても・・・
見ていて飽きない お腹にずっしり残るものや
感情を揺すぶられるような手仕事のアンティークに出逢うと
嬉しくなって 歌って踊って うっかり買ってしまいます ^^
うふふ
去年の夏、まだ呑気にヴァカンスしていたバルセロナ・・・
バールに向かう途中の散歩道で・・・
高級そうな でもちと気になるアンティーク屋さんに立ち寄る
店内は 京都の町家の様に 奥に長く
隣の倉庫には数千枚はありそうな古い陶器の山が・・・
18世紀の白のファイアンスだけ選んだのですが
英語とフランス語の話せる店主だったので
スペイン陶器の歴史・窯の事 いっぱい教えて頂き
それ以来 スペインの古い陶器が気になるようになりました。
フランスでは滅多に出逢えないし 出逢っても高価過ぎて
私では買えないのだけれど
やっと願いが叶って南仏で出逢ったスペイン窯のファイアンス
18世紀初頭頃の約300年前の器。
スペインの大地の様な 朴訥で大らかな土の器
くぅぅぅ
昔の鎹継ぎ(かすがいつぎ)
どこから眺めても 鎹継ぎが見える
18世紀のスペインから 何か素敵なメッセージが届いたような・・・
そんな指でなぞると ひっかかる跡形の器でした
京都の古美術店にあれば 0がいっぱいついてそうだ。
うちではガラクタ骨董のカテゴリーだけれど・・・^^